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外壁は紫外線や雨風を受けて徐々に劣化していきます。そのため、定期的な塗り替えが欠かせません。「いつ塗り替えればいいのか?」その時期は、実は外壁が教えてくれています。
外壁のSOSを見逃してはいませんか?
外壁塗装を依頼するにあたって、外壁塗装って具体的にどんなことをするのか?ということを気にされると思います。文字通り、外壁を塗る作業を行うわけですが、実際には塗料を塗る作業以外にもいくつかの作業があります。
今回は、外壁塗装の内容についてご紹介したいと思います。
外壁塗装着工1日目:準備
「着工」と言っていますが、一日目からいきなり塗装を行うということはありません。
まずは塗装の前段階の準備から行っていきます。
具体的には、近隣への配慮として挨拶回りをしたり、駐車スペースの確認をしたりします。
実際の作業に入った場合、比較的早い時間からの作業となり、日が落ちる頃には切り上げていきますが、周囲の環境次第では工事の時間帯も考慮する必要が出てきます。
塗料は独特の臭いがしたり、工事の際に車が行き交ったりして周囲への迷惑は少なからずかかってしまいますので、このような準備は必ず必要になってきます。
外壁塗装着工2日目:足場設置
最初の準備と足場設置は同じ日に行うこともありますが、今回は便宜上別日ということで紹介します。
足場は塗装職人が塗装の為の足場とする役目以外に、周囲への塗料飛散を防ぐための養生の役割も兼ねています。
多くの方が、足場と共にシートで家が覆われている光景を見られたことがあると思いますが、シートは塗料の飛散を防いだり、防音の役目があるので、しっかりと建物の周りを覆う必要があります。まれに、養生が甘い業者が居ますが、あまりいい業者ではないかもしれません。
職人が安全に作業を行い、尚且つ周囲への配慮を兼ねた工程なので、非常に重要なものと言えます。
外壁塗装着工3~6日目:洗浄
まだ塗装は行いません。
塗装を行う前に、壁面を綺麗に洗浄していく必要があります。
汚れている壁に塗料を塗ったとしても、すぐに塗装が剥がれてきてしまいます。
丁寧な洗浄が塗料を長持ちさせる秘訣なので、細かい部分もしっかりと洗浄していきます。
基本的には高圧洗浄で洗浄していきますが、細かな部分は手作業で行っていきます。
汚れの程度や手作業で行う範囲によって期間が変わります。また、洗浄した後すぐには塗装せず、乾燥を待つ時間もあるので、少し時間のかかる工程と言えます。
外壁塗装着工7日目:下地
洗浄が終わったら塗装を行う壁面の下地処理を行っていきます。
洗浄をすることで汚れは取り除けますが、壁面にヒビが入っていたり、金属部分が錆びていたりする場合は洗浄では解決できないので、塗装をする前に壁材自体の問題を解消していきます。
外壁塗装着工8日目:養生
足場設置の際に、建物の周りをシートで覆うことを養生と表現しましたが、ここでいう養生は塗装面に対する養生のことを指します。
窓枠や室外機などが養生の対象になりますが、施主様の物が置かれていたりすればそれらも対象になります。
こちらの養生はビニールシートなどを使って行います。養生をすることで窓が開けられなくなったり日が差し込まなくなるので少し不便になるかと思いますが、塗装の仕上がりを左右する工程なのでご了承ください。
外壁塗装着工9~12日目:塗装
ようやく塗装に入ります。
こうして工程としてみると、実際に塗装を行っている時間よりも、前後の工程の方が時間がかかっていることがわかります。
塗装には約3日かかります(建物の大きさにもよります)が、理由としては下塗り・中塗り・上塗りの工程があるからです。簡単に言うと同じところを3回塗るということですが、こうすることで塗料が壁に定着しやすくなり、塗装が長持ちするようになります。
ここでも少し悪質な業者の話をすると、実は3回塗っていないという場合があります。
万が一そのような業者にあたってしまった場合は、しっかりと3回塗っているかどうか確認するようにしましょう。
外壁塗装着工13日目:仕上げ・点検
塗装が終わったところで、全体を見て問題が無いかを確認します。
ムラがあるような場合は塗りなおして整えていきます。最終的にお客様の目でしっかりと見て頂き、気になるところが無いか確認して頂きます。
熟練の塗装職人ならムラなんておきないのでは?と思われるかもしれませんが、作業環境などによってはどうしてもムラが発生してしまうことがあります。その場合はしっかりと手直しさせて頂きますのでご安心ください。
外壁塗装着工14日目:片づけ・足場撤去
点検が終わり、お客様にご確認を頂きましたらすべてが完了となり、片付けと足場の撤去、清掃などを行っていきます。足場の撤去時に壁に擦ったりして塗装が剥がれてしまうといったことがないように、慎重に作業を行っていきます。
この作業が全て終わったところで、工事完了となります。
いかがだったでしょうか。
おおよそ2週間程度かかる計算ですが、最低でも10日間程度をお考え頂ければと思います。
反対に、極端に短い期間で可能だと言い張る業者が居れば、工程を省いている可能性がありますので、注意が必要です。
基本的に工事はお客様の立ち合いが無くても進めていくことは可能ですし、ご安心頂きたい部分ではありますが、毎日見に来ていただければ、お客様も作業内容によりご納得いただけるのではないでしょうか。
自信を持って作業内容をお見せすることが出来ますので、是非お立会いいただければと思います。(もちろん、立会無しで任せて頂いても大丈夫です^^)
塗装など、建築の現場に居ると、よくお客様から差し入れを頂くことがあります。
塗装の現場は室内もありますが、屋根や外壁など、やはり外での作業が多いです。
季節の影響を直接受ける現場なので、塗装に限ったことではありませんが、夏の暑い日や冬の寒い日などは過酷な状況になることがあります。
そんな時、季節に合わせて私たち職人を労った差し入れをお客様から頂いた時には、本当にありがたく思いますし、頑張ろうという気持ちになります。
もちろん、差し入れを頂かなかったから頑張る気が出てこないということではありませんが、とてもありがたく思っているということをここではお伝えしたいと思って書いています。
ただし、このお礼をする文化というのは、人によっては疑問に感じられるかもしれません。
そもそも工事費用はしっかりと払っているわけですから、その上何故差し入れをしなければいけないのか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そうなのです、差し入れは絶対にしなければならないものではないのです。
私たち職人もお客様の差し入れを期待してはいけないと思っています。
あくまで、お客様の良心でして頂いていることなので、無理をして職人たちに差し入れをする必要はありません。
先にも書いたように、差し入れの有無によって作業内容の品質が変わることはありません。
気持ちの面での影響は大きいですが、差し入れが無かったから品質が下がるということは絶対にあってはならないのです。
私たち塗装職人は、感謝のお言葉を頂けるだけで、本当に嬉しく思います。
もちろん、言葉以外の形で感謝の気持ちをお伝えいただける場合も、それを迷惑に思ったりすることは無いので、その場合は、私たちもお客様のご要望にしっかり応えられたことを自信にして、次の仕事へと繋げていきます。
今回は、暗黙的に行われている謝礼の文化について、職人の目線からお答えさせて頂きました。
もし、このようなことで迷われることがあるようであれば、お気遣いなく何でも聞いて頂ければと思います。
「外壁塗装」というと単純に壁にペンキを塗るだけと思われているかもしれませんが、実際には外壁以外の場所の塗装も行いますし、依頼の内容によっては大がかりな工事をしたりすることもあります。
その中でも、外壁塗装とセットで行われることが多い内容として「コーキング」があります。
今回は、コーキングについて少しお話したいと思います。
コーキングとは
コーキングとは外壁の目地や隙間などにコーキング材と呼ばれる粘度の高い液体(乾くと固まる)を流し込み、防水性を高める施工のことを言います。
「シーリング」と言ったりもしますが、やっている内容は同じです。
厳密には意味が違うので、使い分けをしている職人も中にはいますが、同じ意味だと思って頂いて問題ないかと思います。
ひび割れなどの補修にも使われる技術で、住まいの防水性を左右する大切な施工になるので、細部までしっかりと行うことが求められるのです。
コーキングのタイミング
コーキングは基本的に塗装を行う前に施し、コーキングの上から塗装をします。
外壁塗装は元々、家の外観(色)を変える目的以外に、外壁を雨風や太陽の紫外線から守ったりする役割があるので、コーキングの上から塗装をすることで、コーキング部分にも同様の効果をもたらすことが出来るのです。
しかしながら、場合によっては、塗装の後にコーキングをすることがあります。
先の内容から考えると、先にコーキングをした方が良いですが、色を気にされる方もいらっしゃいます。
コーキング材は白かグレーのものを使用することが多い為、もし、塗装が剥がれてしまうと、塗装の下から違った色のコーキング部分が見えてしまうことを気にされるということです。
塗装もそこまで簡単に剥がれてしまうことはありませんが、経年によるダメージによって塗装剥がれたとしても、それは、外壁全体がそれなりのダメージを受けているということなので、色を気にするというレベルでは無く、外壁全体が傷んでいる状況になっていることが想像できるのではないでしょうか?
ですから、建物を少しでも長持ちさせることを考えるのであれば、コーキングの上から塗装を施しておいた方がいいと思います。
好みの問題もあるので、一概には言えませんが、基本的にはコーキングは先打ちで良いかと思います。
今回はコーキングをメインにお話ししましたが、内容にもある通り、住まいを長持ちさせるために非常に重要な施工になります。また、補修にも使えるので、万が一外壁にヒビが入っているということがあれば、すぐに当社までご連絡ください。
外壁塗装業界のお話
今回は、私たち外壁塗装を行う業者たちの、業界についてお話ししたいと思います。
このような内容の話は、実際にサービスを受けられるお客様には直接関係の無い話にはなりますが、少しでも「塗装」について知るきっかけになればと思います。
塗装業界の昔と今
当社は、完全自社施工を売りの一つとし、これまで営業してきています。
しかし、一昔前は、訪問販売の類いで、営業が個人宅に伺い、外壁塗装が必要そうな家を見つけては話を持ちかけて、仕事を取ってくるスタイルがほとんどでした。
しかし、現在は訪問販売はほとんどなくなっています。
この背景には、女性の社会進出や、インターネットの普及などがあると思います。
日中留守にしている家庭が多くなり、どこに居ても時間に関係なく必要な情報を手に入れ、依頼をすることが出来るようになっているからです。
これ自体は、塗装業界だけに言えることではありませんが、訪問販売で実績が上げにくい現在では、訪問販売に頼らず、いかに元請けとしてやっていけるかどうかが関係していると思います。
また、対応できる範囲も拡大していかなければ、対応力で他社に劣ってしまう為、「うちは塗装しかやらない」ということは無く、建築全般に関われるだけのノウハウとネットワークが重要となっています。
しかしながら、皆様は、塗装を依頼しようとしたとき咄嗟に思い浮かぶ塗装業者はあるでしょうか?
例えば、車のメーカーを言ってくださいと言われれば、いろいろ出てくると思いますが、塗装業者を挙げてくださいと言われてもなかなか思いつかないと思います。
実際に、全国的に有名な塗装業者というのは存在していない為、地域に密着した業者が元請けでの依頼を巡って競争している状態と言えるかと思います。
その中で、当社のように完全自社施工でやっているところというのは、非常に強いのではないかと思っています。大手ハウスメーカーがリフォーム事業に力を入れていますが、対応の幅こそ広いものの、現場での柔軟な判断は、完全自社施工で長年経験を培った職人がその場に居るからこそ可能なことだと思います。
新設住宅の数が減ってきている昨今の日本なので、リフォームによる既存住宅への外壁塗装が主となっていますが、それを逆境と考えず、企業として成長していくチャンスとして、職人の育成と対応力の強化にこれからも努めていきたいと考えています。
外壁塗装・屋根塗装の塗装職人の鑑
皆さんは塗装職人に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
もしかすると「怖い」というイメージを持たれているかもしれませんね。
確かに、塗装の現場では見た目の制限をあまり設けていないことが多いので、金髪だったりロン毛だったり、イカツイ感じの人も多いですが、話してみると意外と優しかったりということは多いです。
弊社の場合は、そこまで極端に見た目が怖そうな職人は居ませんが、皆さんが思われているよりも怖くないことがほとんどで、どちらかと言えば技術がその職人の価値を左右するという考え方が今でも残っているので、そのような意味で、多少怖いイメージを与えてしまっているのかもしれません。
しかしながら、これは印象に関わる大きな問題なので、最低限、お客様に失礼の無いように努めることは忘れてはいけません。
「塗装職人は技術があればそれ以外はどうでもいい」という考え方は古い考え方だと思いますし、礼儀やマナーに気を配れないようでは、技術も上がりません。
もし、目の前の業務をこなすことだけを考えている塗装職人が居たのであれば、もしかするとその業者は利益だけを目的に塗装をしており、職人としての心を失ってしまっているのかもしれません。
塗装職人のマナーの善し悪しはいろいろなところからわかります。
塗装など建築関係の作業は、どうしても大きな音を立てることが多いですから、周囲への騒音には気を付けなければなりません。やむを得ず大きな音を立ててしまうことは仕方のないことですが、例えば、話し声が大きかったりということは、個人が気を付ければ済むことなので、騒音に対してどれだけ意識が向いているかがわかります。
あとは、ゴミの処分をどうしているかです。
塗装が終わるまでの間、ひとしきり周囲を散らかして、最後には片付いているけど、作業中も散らかさずにやってくれないかしら?ということはあると思います。
しっかりとゴミ箱を用意したり、出来るだけゴミが出ないようにするための工夫をしている業者であれば、ゴミの面にも気が向いていることがわかります。
どちらも塗装の仕上がりには直接関係のないことですが、お金を頂いて作業をしている身としては、些細な事であっても気を付けるべきだと考えています。
弊社に限らず、マナーの面に力を入れている塗装業者は、最近ではたくさんいますので、もし、塗装職人に対して怖いイメージをお持ちの方は、そのような目で見て頂き、塗装を依頼されるときはマナーに気を付けている業者かどうかを判断基準の一つとして頂ければと思います。
あまり他を気にしたことが無いのですが、屋根工事の際に火災保険を適用させて、実質無料で屋根工事が出来ることを謳っているサイトがよくあります。
今回は、この仕組みについて考えていきたいと思います。
屋根の工事費用を火災保険で賄うため、工事費用が実質無料になるというのは、言葉だけ見ればその通りですが、それをサイトで謳っているからには、それを謳っている会社に利益が発生しているということを忘れてはなりません。
その利益が保険会社との「仲介費用」であり、火災保険としておりた金額は全て工事に回されているということであれば、サービスとしては全うなものであるかもしれませんが、そもそも、保険会社とのやりとりは個人で出来ることなので、別の会社に仲介してもらう必要が無いものだということも忘れないでください。
その上で、完全に施主様には費用が発生しない場合には、どこから利益を得ているかと言えば、保険会社への請求金額と実際に工事にかかった費用の差額が仲介会社の利益になっていると考えられます。
つまり、仲介会社は出来るだけ高い見積もりで保険会社へ申請を行い、実際に工事の手配をするときは、見積もりよりも出来るだけ安く工事を行う業者へ依頼し、出来るだけ差額を大きくしようと考えているのです。
安く工事を行う業者がどんな業者かと言えば、おわかりでしょう。
特に屋根は普段なかなか見ることが出来ませんから、仮にも手抜き工事をされてしまえば、その実態は確認することが非常に難しくなってしまうのです。
したがって、「火災保険で実質工事費用無料」という表記の裏には、屋根工事を失敗に終わらせてしまう可能性を秘めているのです。
今回のポイントは、「火災保険の申請は自分でできる」という点です。
申請には書類の準備が必要ではあるものの、決して難しい内容ではありません。
もちろん、申請するだけでは、工事会社の手配はされないので、我々のような屋根工事が可能な業者に依頼が必要ですが、申請の際には被害箇所の写真が必要になるので、工事の依頼と合わせて写真撮影のご依頼も頂ければと思います。
火災保険の適用を考えているということを事前にお伝えいただければ、こちらでもそれを考慮した対応を致しますので、ご安心ください。
今回は火災保険の適用について主に屋根工事のお話をしました。
当社は塗装業を中心とする会社ですが、塗装以外の工事も承っておりますので、ご安心ください。
塗料の種類については、使用塗料のページでも紹介させて頂いていますが、これらの塗料は大きく分けて4種類に分けられます。
今回はそれぞれの塗料について、説明したいと思います。
アクリル塗料
一般的に、最もよく見る塗料ではないでしょうか。
ペンキを使って、日曜大工や工作をされたことのある方はご存知かと思いますが、多くの方がアクリル塗料を使用されているかと思います。
安価で買いやすい為、小規模の塗り替えには適していますが、耐久年数が短い為、現在の塗装業界ではあまり使われることは無くなりました。
一昔前にはよく使われていたので、どんなものかをご存知の方も多いですが、特別な理由がない限りは、外壁塗装や屋根塗装に使用することはない塗料です。
ウレタン塗料
アクリル塗料と同様に、以前は塗装業界でもよく使用されていました。
様々な場所に塗ることが出来、防水性能もあるので、使い勝手の良い塗料と言えます。
アクリル塗料よりも耐久性が高いですが、その分価格も少し高くなります。
しかしながら、それ相応の性能は持ち合わせているので、値段と性能のバランスは撮れていると思います。
アクリル塗料の耐久年数を5年とすると、ウレタン塗料は8年程度とされています。
シリコン塗料
塗装業界も進化しており、現在の主流はシリコン樹脂系の塗料となっています。
耐久年数も、前述のアクリル・ウレタンよりもさらに長く、色の種類も豊富です。
価格も、長期的な目で見れば、最もコストパフォーマンスがよく、紫外線や汚れにも強い塗料です。
フッ素塗料
アクリル塗料を基準と考えると、シリコン塗料も高級塗料とすることになりますが、フッ素塗料はさらに高級な塗料です。
その分耐久性が高く非常に優れた塗料と言えます。
価格が高い為、一般住宅でフッ素塗料を採用するときは限られていますが、例えば、外壁よりもよりダメージを受けやすい屋根だけはフッ素塗料を使って塗装をするなどの方法をとられる方もいらっしゃいます。
多くは、一般住宅ではなく、会社や企業が運営する施設や店舗、ビルなど、ある程度費用がかけられる状態にある建物などに採用されることが多いです。
現在注目の塗料「ラジカル塗料」
上記の4つ以外に、近年新たに広まりつつある「ラジカル塗料」についても、合わせて紹介します。
上記の4つは、それぞれ名前にある樹脂を使った塗料ですが、「ラジカル」という樹脂は存在しません。
ラジカル塗料の「ラジカル」とは、塗料が太陽の光を受けた際に発生するもののことで、劣化の原因とされている物質を指しています。
この「ラジカル塗料」というのは、ラジカルの発生をある程度制御することが出来る塗料で、耐久年数はシリコン塗料よりも長いと言われています。
その上、価格もシリコン塗料と同じぐらいなので、今後より普及していくであろう塗料と言えます。
現状はまだ使用されるようになってきたばかりなので、実績が少ない点には注意しなければなりませんが、塗料メーカが力を入れている塗料であり、科学的な根拠を踏まえてのことなので、期待は大きいです。
今回は、一般的な塗料4種類と、今後注目される塗料を紹介いたしました。
塗料選びの際に、性能や価格面などのご相談・ご提案はさせて頂きますが、ひとつ参考になればと思います。
塗装は家の外観の印象に変化を付けたり、塗装により家を構成している壁材や屋根材をコーティングし、雨や日光(紫外線)などから守ってくれる役割があります。
これだけでも十分な役割がありますが、塗料自体にも壁材や屋根材と同じように性能が備わっているものがあります。それが「遮熱・断熱塗料」です。
・断熱塗料を使った断熱塗装
断熱塗装を施すことによって、室内と室外の熱をお互いに伝えにくくします。
つまり、夏場など外が暑くなるときは、外の熱を室内に伝えにくい為、室内の温度の上昇を防ぐことに繋がり、冬場など室内を暖房で温めた時は、室内の熱を外に漏らしにくくなることに繋がります。
・遮熱塗料を使った遮熱塗装
断熱とは違い、日光を反射して熱の吸収を抑える塗装になります。
断熱のように、熱を漏らさない為の塗装ではない為、どちらかといえば、夏場の日差しへの対策の意味合いが強いです。
いずれの塗装もメリットがあります。
夏場と冬場の両方使える断熱塗装の方が良い印象を持たれそうですが、一概にそうとは言えません。
塗装をする壁材の持つ機能や、家の立地や環境によって抱える問題などによって、機能の程度や適したものを選ぶ必要があるからです。
無駄に機能の向上を図ったとしても、必要のない機能であれば、費用だけが上積みされてしまい、経済的な負担にもなってしまいます。
また、施工方法にも気を付けなければなりません。
いくら機能性の高い塗料を使用したとしても、適切な塗り方をしていなければ機能を発揮することが出来ません。「ウチは他とは違ういい塗料を使ってます」というのは、適切な施工を行っている会社で無ければ、本来は何のウリにもならないのです。
今回は、塗料の持つ機能面についてご紹介させて頂きました。
あまり、機能面を見て依頼をされる方は多くないかもしれませんが、塗装を依頼される際には、機能面についても是非ご検討頂ければと思います。
塗装の仕事は、建設業の中の一つとしてとらえられることが多く、建設業は塗装以外にも多岐にわたります。
ハウスメーカーなどでは、家を建てたり、リフォームしたいと考えている方の窓口となり、契約となれば、各工程で必要な作業を、それぞれの専門業者や提携業者に依頼して実施していきます。これがいわゆる「下請け会社」となるのですが、単純に窓口になって、下請けの会社に依頼をしていたのでは利益が出ませんので、そこで発生するのが紹介料ともとらえられる「中間マージン」です。
この「中間マージン」は誰の手によって支払われるのか?と言えば、それはお客様が支払う金額の中に含まれています。
この場合にかかる費用を大きく分けるとすると、3つに分けることが出来ます。
・中間マージン(ハウスメーカーなどの元請け会社の利益)
・下請け会社の利益
・実際に施工に必要な費用
単純に考えて、2社分の利益となる部分を請求されるわけですから、その分費用が高くなることは明らかです。
元請けの会社自体は実作業を行わないので、直接実作業を行う下請けの会社に依頼することが出来れば、中間マージンを支払う必要が無くなることはお分かりかと思います。
つまりは、依頼を受けた会社が自社に在籍する職人たちの手で施工を行ってくれればよいわけです。
それが「完全自社施工」の会社ということです。
弊社は、基本的に、お客様からの依頼を直接受けて施工を行っています。
間に別の業者が入ることが無いので、純粋に、当社の利益と施工費用分の費用を請求させて頂いています。
当社の利益は会社として存続していく為に必要な部分なので、ご理解いただきたい部分ですが、中間マージンはやはり省くべき費用ではないでしょうか。
これは、塗装業界だけに言えたことではないのかもしれませんが、やはり、相談しやすいところに相談されることが多いので、塗装の依頼をしようと思ったときに、直接塗装屋に依頼するという選択肢を持っていない方が多いのも現状です。
ここで言う「相談しやすいところ」というのは、例えば、ショッピングセンターの一角にある相談コーナーであったり、テレビCMや広告などで有名なハウスメーカーなどのことです。これらのところは、完全自社施工の会社に比べて、メディアへの露出も多いですから、どことなく安心感を感じられるのも頷けます。しかしながら、それらの広告費用なども含めて中間マージンでまかなわれていると考えると、それがサービスの質に直結しているのかどうかは疑問です。
もちろん、どのような依頼の形であっても、完全自社施工の会社に限らず、質の高いサービスを提供している塗装業者はたくさんあります。その反面、利益を求めるが故の、手抜き工事が起こっている現状もあります。
完全自社施工でやっている以上は、技術が一番の売りなので、直接相談をしずらいかもしれませんが、是非、当社のような完全自社施工でやっている塗装業者を探してみてほしいと思います。
外壁塗装の役割として、外壁の素材を雨風や紫外線から守り、住まい自体を守っていくという点が大きなものとなりますが、これは、どちらかというと建築的な観点が強く、多くの方は塗装による家の見た目を気にされていることが多いです。今回は、外壁塗装をする際の色の決め方についてお話しできればと思います。
外壁塗装を考えた際、今までと同じ色を希望される場合とそうではない場合があります。
また、新築の場合は、完成していないものに対して色を決めていくことになるので、特にイメージがしづらいです。
今までと同じ色で塗り替えていく場合は、褪色した色が元に戻っていくので、新築の時に戻ったような感覚があると思います。しかし、同じ色で塗り替えていたのでは面白味がないし、気分を変えて違う色にしたいという方も多くいらっしゃいます。そんな時は、カラーシュミレーションをしたり、色見本を見たりしながら色を決めていくことになりますが、技術が発達している現代であっても、やはり実際に見るものと比べれば誤差ができてしまいます。
ですから、基本的にはそれらの内容はあくまで「参考資料」であるということを忘れてはいけません。
そうでなければ、完成した時に「あれ?思ってたのと違うな」となってしまい、後々の後悔に繋がります。
色のイメージを固めるのに一番簡単な方法は、既に建っている建物を見るということです。
近所の家でも構いませんし、過去に弊社が担当した塗装でちょうど良いものがあれば、お見せできるかもしれません。
とにかく、何らかの形で、実際に建っている建物を自分の目で見てみることが大切です。
写真やパソコンの画面でも確認出来ないことはありませんが、微妙な違いを気にされる場合は、やはり現物に勝るものは無いと思います。
時折、「自分の好きな色にしたい」とか「派手で目立つ色にしたい」という方がいらっしゃますが、これらのご要望は私たち塗装業者の常識からかけ離れていることがあります。
もちろん、決して悪い意味ではありませんが、例えば、「真っ赤な家にしたい」というような要望が出た場合は、施主様の本気度にもよりますが、一旦は止めることになると思います。
極端な例ではありましたが、少なくとも、その街の景観に合わないような配色は、悪目立ちしてしまうことになるので、いくら好きな色であっても近隣住民の方の視線は避けられないでしょう。そのような意味では、無難な色になってしまいがちなのですが、その中で出来る工夫というのもたくさんあるので、そこは是非相談しながら決めていきたいところですね。
と、ここまで長くなってしまいましたが、基本的には下記のようなことを考えながら選ぶと良いかと思います。
・近隣の家と比較して目立つような色合いではないか
・経年による褪色がはっきり出てしまう色ではないか
・汚れが目立つ色ではないか
・施主様自身が納得した色合いかどうか
今回は外壁塗装を行う上での「見た目」について触れましたが、いかがでしょうか?
大切なお住まいですから、慎重に考える必要がありますが、お客様のご要望を最大限に再現できる塗装のご提案をさせて頂きたいと思います。
塗装業者が勧める塗り替えのタイミング
前回の内容では、家主様(施主様)が考える外壁塗装・屋根塗装のタイミングについて記載しましたが、今回は我々塗装業者が考えるタイミングについて記載したいと思います。
住んでいる方にとって外壁塗装や屋根塗装を依頼するということは、それなりの費用がかかるので、出来れば回数を押えたいと思われていることでしょう。私たちも、沢山依頼を頂ければ、会社としてとても嬉しいことではありますが、塗装は一年に一回とかそんなに短い頻度で行うものではないので、これまでにご依頼いただいた方であっても、また塗装のご依頼を頂くのは何年も先ということが多いです。
「○年に一度は塗り替えをした方がいいですよ」とお勧めをしているものの、そう簡単に決断出来るものでもない為、実際には外壁や屋根の傷みが目立ってきてからご依頼される方も多いのです。
それでも、敢えて適切なタイミングをお伝えするのであれば、新築から10年はまず一つの節目になると思います。
10年経ったら塗り替えをしなければいけないという決まりはありませんので、ただ、一度考えるだけのことはして頂きたいです。ですから、点検だけでもいいかもしれません。
弊社を含め、見積もりを無料で行っている塗装業者は多いので、とりあえず、見積もりだけしておけば、すぐにご依頼されなくとも、予算感を持つことができますし、明らかに塗装をしなければいけない状況になった時でも、慌てることなく対応することが出来ます。
また、一度点検をしておけば、屋根や外壁の傷み具合を知ることが出来ます。
感覚的な話にはなってしまいますが、病院で病気の具合を見てもらうときと同じように、今すぐ塗装したほうがいいのか、急ぎではないけれど数か月以内には塗装をした方がいいのか、まだしばらくは大丈夫なのか、この部分だけは少し手を加えておいた方がいいのか…など、住まいの状態を確認することが出来ます。
伝え方によっては、決断が難しくなってしまうかもしれませんが、無理に勧めることはしませんので、どうするべきなのかを一緒に考えていければと思います。
外壁塗装・屋根塗装のタイミングについて具体的に「いつ」ということをお伝えするには至りませんでしたが、まずは気に掛けるところから始めて頂きたいと思っています。そうでなければ、気にする暇も無く、住まいに異常をきたすことになってしまいます。
これは多くのホームページでも語られていることですが、大きな修理が必要になるほど老朽化や傷みが進んでしまえば、普通に塗装を行うよりも確実に高い費用を請求されることになります。
まずは気にかけるところから。築10年を超えていれば、点検。そこからはどうするかを一緒に考えていきましょう。
外壁塗装や屋根塗装を依頼しようと思うタイミングは皆様それぞれお持ちかと思います。
多くの方は、「何かしらの異常に気が付いた時」に依頼されます。
「異常」の内容は様々ですが、外壁であれば、下記のようなものがあります。
・外壁の色が褪せてきた
・壁の塗装が剥がれてしまった
・自然災害などで破損し、修繕と共に塗装が必要になった
・ボールの壁当てなどで、壁が汚れてしまった
・新築時に妥協したので、思い通りの色に変えたい
少し具体的に書いてみましたが、異常とは言わずとも、気になった時に考えた結果依頼されると思うので、何かしら外壁のことを考えるきっかけが無いとなかなか気が回らない部分でもあると思います。
では、屋根はどうでしょうか?屋根は外壁よりも目につきにくい部分なので、状態を確認することが困難です。
個人の方の場合、梯子をかけて上るのも困難ですし、仮にできたとしても高所なので非常に危険です。
隣に自分の家と同じかそれよりも高い建物などがあれば、そこから見ることは出来るかもしれませんが、登ってみているわけではないので、遠目に見たところで何かわかるわけでもありません。
依頼のタイミングは外壁の時と似ていますが、屋根の場合は下記のようなものがあります。
・雨漏りをしている
・台風などの強風で瓦が飛ばされてしまった
これらの内容は、屋根塗装というよりは屋根修理にあたる内容なので、私たちのような塗装屋に依頼されることは少ないかもしれませんが、急ぎの依頼などの場合には相談を受けることもあります。
上記までのとおり、住まわれている方が外壁や屋根に対して何かしら気づくきっかけが無ければ、自発的に依頼をされることは少ないと言えるので、中には塗装を疎かにされてしまっている方も多いです。
外壁にしても屋根にしても、「塗装」はそれぞれの部材をコーティングするような形で、住まいを守ることに一役買います。ですから、我々としては、異常が起きる前にこそ塗装をしっかりと施しておくことが大切だと考えています。
なかなか考えるきっかけが少ないかもしれませんが、もしこの記事をお読みの方がいらっしゃいましたら、一度、ご自宅の外壁や屋根の塗装について考えてみてください。
そして、気になることがございましたら、お気軽にご相談頂ければと思います。
本日、株式会社栄美装のホームページを公開しました。